内閣府認証NPO法人 Green Help Japan (GHJ)

宝塚歌劇から想像出来る世界 [26]

2010年9月10日

NPO法人グリーンヘルプジャパン

代表理事 近藤和子

 

花組
主演・・・真飛聖、蘭乃はな
ミュージカル
『麗しのサブリナ』
脚本・演出/中村 暁

 

[解 説]抜粋

 

「麗しのサブリナ」は、オードリー・ヘップバーン主演のロマンティック・コメディ。大富豪ララビー家に仕える運転手の娘サブリナを巡り、ララビー家の長男ライナスとその弟ディヴィットとのロマンチックでコミカルな三角関係が、ミュージカルに乗って繰り広げられる。
 
スパークリング・ショー
『EXCITER!!』
作・演出/藤井大介

[解 説]抜粋


刺激、熱狂、興奮をもたらすEXCITER。ありふれた人生も、ちょっとした刺激、スパイスでバラ色に輝く。音の革命、美の革命、男の革命。愛と夢を現 代社会に送り届ける宝塚こそ、EXCITERであるという軸の上に、究極に格好良い場面で構成された現代的でエネルギッシュなショー作品。

 

今、公演は、真飛聖さんと新トップ娘役・蘭乃はなさんのお披露目公演です。

 

一生懸命、頑張っている蘭さん、それを支える真飛さんと花組の人達……。

 

段々と仕上がっていく舞台を見ながら、自分の事のような喜びが湧いて来ました。

 

ショーでは、人の感性の世界が豊かになりつつある今の時代の中で、きめ細かく、目覚めさそうとしているような気さえする演出、一緒に歌いましょうという声かけに乗って、小さな声で、歌っていると胸がスッキリしてきました。

 

作品は単純なストーリーなのですが、人の心が理性と葛藤する場面、その言葉の奥に隠されている思いを感じ取りながら、観劇していると自分の中に閉じ込め られていた、いろいろな思いが、頭を駆け巡り、再現され、流れがゆっくりなので、自分を見失うことなく、参加できるこの作品は、暑い夏には心の涼になった ような気がしました。純粋な心を忘れず自分を見失う事無く、愛に直進する行動エネルギーは理屈理論で固めて、感情を抑えて生きてきた現代人への啓蒙になる ように思いました。忘れて閉まっていた心の扉が静かに開いたような気がします。 不思議なことに、生徒さんたち自らが楽しんで演技しておられた時の方がよ り強く体感できたような気がします。

 

自分自身で心の窓を開けるより、心に伝わったエネルギーの影響に導かれる方が、開きやすいのでという事にも気がつきました。つまり、心の動きに、素直に なるという事の大切さを知りました。  そして、ショーでは胸を開いてという歌詞がありますが……。人体の五感すべてを刺激するような内容には、思いまで が熱くなり、充分発散出来、胸が開いたような気になります。

 

この毎回、思うのですが、この暑さの中、休演者も出ず、真剣に頑張っている皆さんにエールを送りたくなります。

 

余談ですが、惑星の直列。三大流星群の到来。連日の猛暑。何となく騒々しい天体事情中で相手役が変わり、真飛さん達は大変だったのではと想像しております。それだけに、今後の新生花組に期待します。

 

ショーのハワイ旅行は、新しい時代はムー大陸と関係しているという古き話を想像し、原点に返り、新しく始まろうとしている女性神の目覚めを感じました。

 

新生花組から、劇場内に伝わり包み込む、癒しのオーラを心が感じているのか宝塚歌劇の6組、花・月・雪・星・宙・専の中で、唯一、花を咲かせて実をつけ次の世代につなげる、生命の営みをする組として、元気に、明るく、愛多く、豊かであって欲しいと願いたくなります。