内閣府認証NPO法人 Green Help Japan (GHJ)

宝塚歌劇・研究会発足の経緯

2006年10月10日

NPO法人グリーンヘルプジャパン

代表理事 近藤和子

 

内閣府認証NPO法人・グリーンヘルプジャパンは1年前から、国が定めているNPOの活動項目17の第4項目の「学術・芸術・文化・スポーツの振興を図る 活動」の芸術は宝塚歌劇100年を支えると言う事に決めて支援をはじめました。宝塚歌劇には雪・花・月・星・宙と5つの組があります。最初は慣れていない 事もあって、身近に出来る活動として現在、雪組・次期の男役トップに内定している水夏希さんの「水夏希を支援する会」を設立し旅行代理店を通して観劇を希 望される方のお世話をさせてもらう事にしておりました。今では各組の観劇のお世話もしております。

 

私自身90年以上続いている宝塚歌劇の歴史を知り、観劇を重ねていく内に奥の深さに感動しております。

 

ただ、観劇のお世話と思っていましたが、今では、バスツアーなどを通しての人と人の交流は新たな人間関係を生み、地域コミュニティーに大きく貢献しております。話題が共通なので年齢差は関係なく楽しい場にと育っています。

 

私も今では宝塚について多少詳しい方になりました。

 

昔お寺があると店が出来人が増えて門前町が生まれたと聞きましたが、宝塚歌劇のまわりも同じ感じを受けます。宝塚通の人の中では宝塚の事を村という共通語があるようです。

 

私達の場合はこうした溶け込んだ活動ではなくただひたすら観劇・・・という事をしているのですがそれでもいろいろな事を学習しております。

 

一貫した理念の基に作られている作品を観劇するとき、私達の心の中にも何かが残り、心が洗われるような気がしている人が増えて来ています。

 

今年の演目をたどってみますと・・・

 

  • 星組・ベルサイユのばら フェルゼン編
  • 雪組・ベルサイユのばら オスカル編
  • 宙組・NEVER SAY GOODBYE ある愛の奇跡
  • 月組・暁のローマ  レ・ビジュー・ブリアン
  • 花組・ファントム
  • 星組・愛するには短すぎる  ネオ・ダンディズム
  • 雪組・堕天使の涙  タランテラ
  • 宙組・維新回天・竜馬伝!  ザ・クラシック

 

と続いています。今世の中がどんどん変わっていますがその変化の心理を受け継いだ作品が多く、それだけにただ観ているというだけでなく、いろいろな意見が生まれてきます。その意見を交換し合う事も楽しみの一つになって来た人が出てきました。

 

一公演でピアノ演奏のCDを買い、プログラムとは別の台詞が載っている「ル・サンク」を買い、実況のCDとDVD・プロマイドを買うと何時までも忘れることなく思い出せるという知恵も出てきました。

 

感性を豊かにすることが美しく健康に生きるための秘法であるような気がしています。

 

台詞が持つ意味の深さを理解する事も脳を活性させるような気もしています。

 

こうした環境下で、一人で考えるより皆で考えて研究しましょうという意見が生まれこの度、宝塚研究会を設立する事に致しました。 この会の理念は宝塚歌劇を通じて心身共に何時までも若々しく・・・という事にしたいと思います。

 

今私は62歳ですがこの研究会を続けて80歳になっても衰える事のない、光る心を持ち続ける事が出来たとしたら・・・・その時は生きることに喜びを感じな がら、今と変わりなく赤い椅子に座って、人一倍大きな拍手を送り、時に聞くちょっと難しい横文字の台詞にも慣れ、泣いたり笑ったりしている事でしょう。

 

こんな事を考えているとそのために必要な事は・・目と耳と脳が現状維持出来る事、足腰がしっかりしている事と沢山思い出します。

 

宝塚歌劇の支援と思っていた活動がいつの間にか、自分自身のためでもある事に気がつきます。

 

細く長く続く気楽な会として進めて行けたらと考えています。研究会で話あった事を、この情報通信に掲載したいと考えています。 観劇に出向く機会のない方 にも参加出来るような事も考えて行きたいと思います。観劇という芸術は豊かな心を育て人生を豊かにするような気がしております。