内閣府認証NPO法人 Green Help Japan (GHJ)

NPO活動報告本部便り

 

2007年5月14日

代表理事 近藤和子

 

NPOという言葉が私達の生活の中に違和感なく溶け込んで来るようになりました。

 

行政の政策の中にもNPOの参加が普通になって来ました。政府が呼びかけてきた、民間主導型の社会も少しずつ見えてくるような気がしています。阪神の震災の時から注目され始めたボランティア活動がNPOという法人格を得た事がここまで浸透した要因でもあると考えます。

 

私達のグリーンヘルプジャパンの仲間はそれと同時に個が目覚めてきているという事も影響していると自覚しています。

 

私達の活動は政府が定める17項目の活動の協力と独自で決めている活動目標としては「生涯の健康と幸福を守る知恵」と「環境・健康・美容・農業・食育」に関する負荷要素を良くする活動を科学の知恵を通じてすると決めています。

 

内閣府の認証を得て3年がすぎました。2年目は活動理念の教育が不可欠と考えて、北海道から沖縄までを範囲とした生涯学習を実施しました。

 

1年が終わったとき気がついたことは目標とした内容に関しては、それなりの成果は上がったと思いますがNPO活動自体を教えられて続ける活動ではないという事でした。

 

自主自立、水際のNPO活動を基本と考えているNPO法人グリーンヘルプジャパンが求めている活動姿勢に近づける教育が出来ればと考えての企画でした。頭で考える事に関して得意な日本人の中に個の目覚めを含んだ思考を超えた思慮を教育する事の難しさを痛感した1年でした。

 

環・健・美・農・食育に関する負荷要素を良くする知恵を科学で指導しても、頭で分かっても心が満たされないと行動が伴わないと言う傾向がある事が分かりました。

 

私達日本人は先進国に生きる国民として恥じない教育と教養を身につけていると信じてきました。今でも信じていますがNPO活動という日本に馴染みの浅い世 界から見たとき、その教育と教養を豊かな気持ちで維持していくための力を育てる方法を教育されていないし、環境も乏しいと言うことでした。

 

でもこの事は、誰の責任でもないと考えているうちに、政府はこの実体をどのように捉えているのか考えるようになりました。

 

考えはどんどん拡大されて今、起きている社会の中での数々の事件、学級崩壊・家庭内暴力・幼児虐待・・等もこうした要因が関係しているような気がして来たのでした。

 

そんな時、いじめの問題をキッカケに教育改革は進み始めました。

 

内容はまだ理解しがたいものですが、国民が意見を述べる事が出来る参加型のこうした場が出来た事は、NPO活動を通じて痛感した内容を良くする事になると信じ、今後NPOで協力出来る事を考えて行きたいと考えています。

 

「美しい国、日本。」の言葉の中に含まれる内容は今までの教育・教養の完成された知識の延長から求めるのではなく、子供から老人までが参加でき身につくレベルの内容であって欲しいと願います。

 

NPO法人グリーンヘルプジャパンの活動も如何にして個が目覚め、自立した団体として育っていくかが今後の課題だと考えています。

 

昨年の11月から自己の心が満たされていないと正しいNPO活動は難しいという事をテーマにし、そのために必要な企画を思考してきました。当初から進めてきた「宝塚歌劇の支援」もこの企画に含まれる事に気がつきました。

 

根本は心の不安を取り除く事も大切な要因である事も分かりました。

 

この「心の不安」を取り除く知恵や方法を提供しても最後は自分の力で「心の安定」を維持する事ができる力を備えた中で思考し判断するという事が未来を開く個の目覚めと言えるような気がして来たのでした。

 

逆に、NPO活動をするという事が「生涯の心の安定」を維持するという事に通じるような活動こそがNPO法人グリーンヘルプジャパンに求められていると認識しました。