月
14
3月
2005
特定非営利活動法人(NPO)に関して考えたこと
2005年3月14日
NPO法人グリーンヘルプジャパン
代表理事 近藤和子
私がNPOの活動に感心を持ったのは阪神の震災後のことでした。どうすれば、NPO法人を成功させることが出来るのか調べるのですが、成功しているNPO法人に出会うことが出来ませんでした。
むしろ、設立はしたものの、資金調達等々で苦しんでおられる方の多いのに驚きました。
市民や環境などに良いことをするからと言って、市民の方々から理解され支援してもらえるという事はとても難しいということに気が付きました。
聖徳太子の時代から仏教の国として建国され、宗教大国とまで言われている、この日本の国の個人の心の中には慈悲や慈愛という考え方が育っていて当然だと考えていましたので、がっかりしました。
では何故、育つ素地もないのに、日本政府は法人化までして、17項目の特定非営利活動法人の活動分野を決めて、ボランティア活動の推進をしているのか、ということについて、考えてしまいました。
そして、思い出したことがありました。
10年ぐらい前のことでしたが、アメリカの会社と貿易をしていた日本の会社の話です。
アメリカの会社が、取引する条件の中に、「環境改善の分野を企業内に設置していること」ということが盛り込まれているというのです。
その会社は、取引をするために、この分野を外注し、表向きは有るようにして、架空の分野を作り、相手の会社に提出したということでした。
また、NGOという世界レベルのボランティア活動の世界大会には、国が旅費を出していたり、海外派遣のボランティア活動する人にも給料が保証されているという。
今はNPO法人に移行されていますが、NPOが設立する前は各省はボランティア活動の支援をしており、そこも天下りの温床になっていたという話もあります。
こんなことを思い出しながら・・何故、育つ素地もないのに、日本政府は法人化までして17項目の特定非営利活動法人の活動分野を決め、ボランティア活動の推進をしているのかという点について、改めて考え込んでしまいました。
こうした現状の中で・・・新しい時代を迎える時、NPO法人が日本の国に必要なことを私に熱く語った人がいました。
その人は当時86歳の法務省のOBの方だったのです・・・・・。
つづく

