金
10
7月
2009
宝塚歌劇から想像出来る世界 [17]
2009年7月10日
NPO法人グリーンヘルプジャパン
代表理事 近藤和子
世の中の流れを先取りしているような、宝塚歌劇の公演の内容に、いつも、感動させられ、思考がいつの間にか変わっていく自分を見つめる事も・・共に、楽しみの一つです。
最近、ミュージカルを観劇することが盛んになり、劇団も増えているように思います。
政府が推奨しているということもあると思いますが、新しい時代が開けると言われている今の時代、人間の感性が目覚めるとも言われています。感性が敏感になるということも出来ると思います。
舞台は生ものとも言われていますが、その一瞬、その一瞬が過去となり終わっていく・・・
その一瞬の空間を通じて伝わったものが感動となり、どれだけ長く観客の心の中に残り続けるかということは、舞台ならではの世界であると思います。
そして、台詞と歌とが一緒であるミュージカルでは、更に、微細な世界が広がり・・・観劇している側からしたら、第6感までもが心地よく刺激されているような感じを受けます。
言い換えれば、何となく、その公演に参加しているような気になり、成功を祈る思いから、気持ちも能動的になるのを感じます。長年同じ劇団を観劇していますと、成長されていく生徒の方々を見ていますと、子育て時代の気持ちと重なってきます。
いろいろな要因がうまく循環した結果、宝塚歌劇が95年間も続いたのだと思います。
家庭で気楽に楽しむ宝塚ライフはスカイステージと契約されることをお勧めします。録画も出来るし、お手軽です。
いろいろな世界も楽しめるように工夫してあります。
最近観劇したもので、特に、印象に残ったことを書きます。
◎宙組
トップ 大和悠河さよなら公演
ミュージカル・ロマン
『薔薇に降る雨』
作・演出/正塚晴彦
ロマンチック・レビュー
『Amour それは・・・』
作・演出/岡田敬二
大和悠河さんとの出会いは6年前の「白昼の稲妻」の時でした。男女二役を演じておられ、びっくりしたのを思い出します。それ以来、非常に気になる存在でした。オーラとかパワーとかという言葉が似合う人です。
演じている中に一味違うエネルギーを感じていました。
今回のさよなら公演では、今までの宝塚生活を卒業する人にふさわしい内容でした。はっきりとものを言う場面もありました。いろいろな思いが重なり、彼女の将来の思いまでもが想像できるような気がしました。
今、成功しているけど、更なる夢に向って羽ばたこうとされている大和悠河さんに暖かい、エールを贈りたくなります。
今回の演出は主役が台詞を言ったあと、皆でそのときの思いを歌で表現するという部分が多くあります。新しい時代に向かう今、民衆の意見も通るような時代が来る事を期待してでのことなのでしょうか?
レビューでは衣装がとても美しかった。昔懐かしい宝塚といった人もいましたが・・・その中で、大和悠河さんのお別れの歌は心にしみるものがありました。 いつも貴方の側にいるという内容でした。別れは寂しいものですが、将来の活躍を期待して送り出す側からは、沢山のエールと共に湧き出るエネルギーこそが無 償の愛なのでしょう。
毎回感動するのは、台詞や歌が持つ意味の大きさです。
大和悠河さんの未来に幸あれ。

